2014 在宅ホスピスを語る会 in 久留米

　


本日、2014 在宅ホスピスを語る会 in 久留米　が開催されました。

　ふくおか在宅ホスピスをすすめる会の代表をされているにのさかクリニックの院長、二ノ坂先生を交えてのフリートークや詩の朗読、その他に、実際に大切なご家族を自宅で看取られた2組のご遺族のお話などがあり、とても心が温かくなる2時間でした。ご遺族の方たちは、「最後まで、自宅で家族と共に過ごせて良かった。自宅で看取って良かった」と、双方共に言われてあったのが印象的でした。

　誰にでも訪れる、旅立ちのとき。全ての方が、在宅がベストと言う訳には行かないと思います。一般病棟で最後まで治療を継続することも、あるいはホスピス病棟で緩和ケアを受けることも、その人その人の判断でよいと思います。自分の人生なのですから。

　ただ、「最後は、家族とともに住み慣れた自宅で」･･･そう選択された場合には、ぜひとも、その願いは叶えていただきたいと思います。そのために、在宅医がいます。そのために、訪問看護師がいます。そのために、介護保険があり、ヘルパーさんやボランティアさんたちを含めた在宅緩和ケアチームがあります。それから、その他のたくさんの社会資源も･･･。

　今日の方も、「入院中は入らなかった食事が、家に戻ったとたんに食べれるようになったんですよ」と話されていました。
　在宅の不思議な力、そして、人が人を看取る時の温かさ･･･今日の、2014 在宅ホスピスを語る会 in 久留米では、そんな事をたくさん感じる事ができました。


　ふくおか在宅ホスピスをすすめる会の方々、それから、お手伝いされていた在宅療養サポートセンター久留米とNPO法人 結の会のスタッフさんたち、そして、参加されていたたくさんの方々、お疲れ様でした。これからも、共に学んで行きたいと思っています。

在宅ホスピスボランティア養成講座のご案内

『在宅ホスピスボランティア養成講座 in 久留米』　のご案内

　今年も、在宅ホスピスボランティア養成講座が開催されます。
　これは、福岡県の委託事業で、毎年“ふくおか在宅ホスピスをすすめる会”の主催で開催されており、今回で5回目となります。

　在宅ホスピスの主役は、患者さんとご家族です。そして、その両者を、医師・歯科医・訪問看護師・ヘルパーなど医療・看護・介護のプロがチームを組んで支えます。その重要な一員となる在宅ホスピスボランティアは、私達が生活してきた町で、家で、安心して最後まで暮らし続けるために、これからの社会で欠かせない役割を担います。
　今年は、下記の要領での開催です。全講座を受講された方には、修了証とボランティア手帳を交付します。定員30名、受講料は無料となっております。

平成26年10月26日（日） 13:00～16:00　　聖マリア学院大学2階講義室
平成26年11月9日（日） 13:00～16:00　　　　　　　　　〃
平成26年11月16日（日） 13:00～16:00　　　　　　　　　〃
平成26年11月30日（日） 13:00～16:00　　　　　　　　　〃
平成26年12月7日（日） 13:00～16:00　　在宅療養サポートセンター久留米

　講師陣は、在宅緩和ケアに関わる在宅医、精神科医、弁護士、訪問看護師、病院の緩和ケアチームの認定看護師、療養通所介護の管理者、理学療法士、実際に訪問を行っているボランティアスタッフ等です。

　お申し込みは、在宅療養サポートセンター久留米（福岡県久留米市梅満町4-1） FAX　[phone] まで。
　なお、お問い合わせは、在宅ホスピスボランティア結の会 080-3374-3143 までお願いします。締め切りは、10月20日です。

　久留米市　及び近郊にお住まいで、在宅ホスピスやボランティアに興味のある方、お申し込みをお待ちしております。　

在宅ホスピスを語る会 が開催されます

『在宅ホスピスを語る会 in 久留米』　のご案内

平成26年10月12日（日）　14:00～16:00の2時間、在宅ホスピスを語る会 in 久留米が、石橋文化センターの小ホールで開催されます。

これは、“ふくおか在宅ホスピスをすすめる会”の主催で毎年開催されており、今回で4回目になります。ゲストコメンテイターに、にのさかクリニック院長の二ノ坂先生をお迎えし、ご遺族のお話をはじめ、朗読・ピアノ演奏などが行われ、在宅での看取りについて深く考えさせられる内容となっております。

久留米市　及び近郊にお住まいでお時間のある方は、ぜひお越しください。